帰省

今日から、2回目のワクチン接種の為、再び実家のある新潟の方に帰省をしている。

いつも帰省の際には東京→新潟区間を運行する上越新幹線を利用して帰っているのだが、今日はいつもと違い、何やら新幹線乗り場に人が大勢いた。どうやら、2階建て車両であるMaxときE4系が10月1日をもって定期運行を終了するらしい。なるほど、駅のホームでカメラを構えて写真を撮っていた人はそういう事だったのか。自分はまだ年が若いので、そこまで感慨深いものは無いのだが、両親も当時の2階建て車両に衝撃を受けたと話していたので、40代以降の人たちは感慨深そうに写真を撮影していたりしていた。自分たちも、年齢を重ねて大人になっていくにつれて、当たり前のように存在していたもの、利用していた物も次第に少しずつ消えて、時代に合わせた新しいものに変容していくと考えると、なんだか時間の経過を凄く感じてしまい悲しくなる…。話は変わるが、年って何故こんなにも取りたくないと感じるのだろう？勿論、肉体的にも精神的にも若い頃よりどうしても劣ってしまうのが怖いという理由も納得がいく。だが、もしかしたら私たちはそれ以上に失いたくないものを年を取ると共に、失っていくという感覚に陥ってしまう。だから人は老化を恐れるのかな～と考えてみたり。